若い世代の日本人が好きな鼻とは?
今まで私は、結構鼻のデザインについて書いてきたように思います。
世界的に見れば、美しい鼻というものは“ややアップノーズ・ワシ鼻ではない”という形です。
しかし、最近の日本人が好む鼻というのは、このグローバルスタンダードとは真逆になっています。
つまり、“鼻先が下がった・ちょいワシ鼻”という、外国の人からしたら「えっなんでわざわざ!?」というデザインに整形するのです。
鼻先が下がった鼻のメリット
何故鼻先を下に向けたいのか?
それは日本人が、鼻の穴が見えるのがキライなのと、小鼻の張りが目立つのがキライだからです。
特に女子は、写真やプリクラを撮った時に思います。「鼻の穴見えなかったらもっとカワイク見えるのに!」と。
つまりはこういうことです。正面からの鼻の存在感をなくすために、鼻中隔延長で鼻先を下げ、鼻の穴を見えにくくするのが狙いです。しかも、鼻中隔延長で鼻先を下げると鼻の全体の長さが長くなりますので、より鼻筋が通ったように見えるので、キレイになった感じが強いのです。
鼻中隔延長をしたら小鼻が目立たなくなるわけではありませんが、鼻の穴に視線がいかないため、少しはマシに見えるということもあります。
こういうデザインの鼻を“矢印鼻”と言ったりします。まるで下向きの矢印のようだということですね。
しかしながら、正面から見た鼻の形を重視しているため、横顔は少々不自然になります。
「魔女鼻」とか「整形鼻」と言われる確率はあがります。
ワシ鼻人気の理由
ワシ鼻にしたいという人も多く、美容外科医はプロテーゼの加工を駆使してワシ鼻作りに励んでいます。
ワシ鼻にしたい理由は、ワシ鼻の芸能人が多いから、に他なりません。結構多いのですが、代表的な美女・イケメンのワシ鼻さんは、佐々木望さん、栗山千明さん、松雪泰子さん、高岡早紀さん、生田斗真さん、小池徹平さん、TOKIOの松岡さん等々…。
日本人にはワシ鼻を嫌う理由は特にありませんから、皆整形で直そうとしません。よって、芸能人にも多数いてそれを美しい形だと捉えるようになったのですね。外人っぽい雰囲気が出るような気がする、というのもあるかもしれません。
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