日本では、どちらかと言えば若々しいかわいらしさが好まれるため、大人っぽさが目立つ面長さんはどちらかと言えば人気がありません。
私も面長で悩んでいる一人ですが、今回は面長さんに気を付けてもらいたい整形での注意点をまとめました。
二重整形の注意
「せっかく二重を作るのだから、幅がせまけりゃ意味がない!」とみな思うことは同じです。
しかし、二重幅を広くするということは、今よりも顔の上側に視点が集まるポイントを作ってしまう、ということでもあります。
二重整形は当然ながら上まぶたの形を変える手術で、目の開きが良くなるということもありますが、二重という段差が発生することで人が見て“目と認識する範囲”が増えるということでもあります。
二重の段差は眼球よりも上にできますから、目は上方向に大きくなります。
上側に目が大きくなると、どうしてもほっぺが長いという風に見えがちです。こうならないためには、以下のようなことに注意してください。
- 二重幅を欲張らず控えめにして、目の開きが悪いならば眼瞼下垂を改善する手術をする。
- 涙袋をヒアルロン酸または脂肪注入で作る。
- 目の下にボトックスを打って目の開きを良くするか、タレ目が好きならばタレ目形成をする。
こうすることで、目の下よりも下側の顔の“余白部分”を減らすことができ、面長な印象を少しでも改善できます。
あご整形の注意
あごをシュッとさせるためにプロテーゼを入れることを考えているようでしたら、そのデザインには注意しなければいけません。あごの形ばかりに気を取られていると、仕上がった時に「なんか顔が長い…」という失敗に見舞われる可能性があります。
あごは「正面から見て三角にしたい!」と希望する人が多いと思いますが、あごを三角にすることはメリットばかりではありません。顔が長くなると老け顔になってしまうこともありますし、将来年を取ってから頬の肉が落ちるとなんともみすぼらしい顔になったり、プロテがやけに目立つ危険性があります。
あごは前に出すだけでも美人度が上がります。正面から見ると物足りないかもしれませんが、他人目線では十分に美しくなれます。あまり欲張ってあごを長くしないことをオススメします。
鼻整形の注意
“鼻が長いと大人っぽくなる”ということを覚えておいてください。
鼻の長さというのは、目と目の間の鼻の始まりから鼻先(もしくは小鼻)までの長さを言いますが、鼻中隔延長にて鼻先を長くすると見た目年齢が上がりますし、顔の縦のラインを強調してしまいます。面長さんにとっては、さらに顔の長さを印象付ける結果となってしまうリスクがあります。
整形する時って、どうしてもパーツパーツに目がいきがちですが、全体のバランスや、自分がどういう雰囲気になりたいのかということをしっかり考えなくてはいけません。
「こうすると老け顔になるよ」と教えてくれるドクターが理想的です。